掲載3
読売歌壇に掲載していただきました。評もいただきました。
掛け違えた方のボタンが運命ですこしずれてる二人で生きる
2021.11.16 読売歌壇 1席 俵万智選
【評】
どんぴしゃ運命の人なんて、むしろ嘘くさいのかもしれない。ずれさえ運命だと思う前向きさ。「ボタンの掛け違え」というマイナスの慣用句を逆手に取った表現が魅力的だ。
この短歌は自分の話ではなく、特定の誰かの話でもありません。特定ではないけど自分の友達だったり好きな人たちだったり、たくさんの人たちを思い浮かべて作りました。
性別も指定しないし、二人を三人や四人に変えてもいいです。そういうことが、この世界にはあるのだと思います。
これからも頑張ります。たくさん頑張ります。
余談1
でもこういうようなことを考えた時に、とらドラ!の冒頭文に勝るものはないんじゃないか⁈と思ってしまう。竹宮ゆゆこさん…。ちなみに僕はあーみんが好きです。
余談2
ひとりとか二人とか生きるという言葉を使い過ぎているので頑張って控えます。