2022-01-03 無題 本当に素晴らしい歌集を読んだ時の、体の内側から水が湧き出てきて頭のてっぺんから指先まで満たされていくような感覚。難解であっても、どれだけ時間がかかっても、理解をしたいと思う。こういう眠れない夜にふと脳裏に浮かんで来る一首があったり、描かれた風景や心情を延々と考え続けることができる。松野志保さんの「われらの狩りの掟」を読んでからの変化です。秋に初めて触れて以来繰り返し読んでいますが、今もまだこの歌集に対する感情をうまく言葉にできません。叡智 を結晶化したらこんな歌集になるのかもしれません。携帯からだと上手くリンクが貼れませんがふらんす堂さんの紹介ページです。http://furansudo.com/archives/19766おやすみなさい。